IITB(インド工科大学Bombay校)日本語講座
IIT(インド工科大学)初!日本初!日本語講座開講!
高度外国人材紹介を行うクーインターナショナルでは、2010年2月インド工科大学ボンベイ校において、インド・日本両国ともに初のプロジェクトとなる同校学生向けの日本語講座を開始。日本語の他に、日本文化やビジネス文化も教え、優秀な学生の日本への就職意欲を促進し、誘致に力を注いでいます。
インドのIT立国を支える柱として、約60倍の受験倍率を勝ち抜いてきた若き頭脳集団は、卒業後の就職先としてアメリカやイギリスを選択するケースが多くみられましたが、近年のインドの発展により各国とも人材獲得に苦戦を強いられています。まして言葉も文化もなじみの薄い日本は、同校からの人材獲得に数十倍の差をつけられています。そこで、弊社では言葉の壁を取り除き、日本をもっと身近に感じて興味を持ってもらうことが必須となると考えこの講座では日本語学習の他に、伝統的文化からマンガまで、幅広い日本文化や、ビジネス習慣のセミナーも企画してい ます。2010年4月には弊社取締役でもある元駐日インド大使アフターブ・セット氏が、IITBを訪問。自身の日本留学経験から始まった、40年に及ぶ日印関係構築の活動を生徒達に伝え、次世代へその希望を繋ぎます。
初の日本語クラス。何名応募が来るか心配していましたが、200名以上の学生が殺到。残念ながら全員受講出来ないので、現在は初級中級約60名の学生が週三回日本語を学んでいます。インドでは日本のアニメが人気があるそうで、 シャメラさんの息子はクレヨンしんちゃんが好きだそうです。 学生はオンラインゲームやインターネットでアニメを見て、 日本に興味を持った生徒多いそうです。 やはりIT系の学校ですね。 (講師談)
最初に授業開始のセレモニーが行われ、 IITの教授が二人、スピーチして下さいました。 その後、みんなで軽食を取り 初めての授業を行いました。 すでに、日本の大手企業に就職が内定している生徒もいて、日本語学習に関して非常に意欲的でした。今日は、ひらがな、カタカナ、漢字の説明を行い、 おはようございます、こんにちはといった 基本的な挨拶などを練習しました。インドの学生は、日本の学生のようにおとなしくなくて、 ひっきりなしに、思い付いた質問をしてきます。 質問攻めといった感じで大変だったのですが、しーんとしているよりはいいと考えています。生徒は二十歳前後で、人懐っこくて、 かわいらしいです。 楽しく授業できそうです。 (講師談)
アジア音楽(得に日本とインドの古典音楽)を研究されているT.M.ホフマン先生が日本語クラスに飛び入り参加してくださいました。 慶応大学や武蔵野音大で教えていたそうです。 授業の冒頭、5〜6分ほど、日本の伝統音楽などについてお話していただきました。 (講師談)
日本語クラスの生徒は、知的好奇心が旺盛で、日本文学に興味を示しています。特に、村上春樹の作品は人気があり、多くの生徒が読んだことがあるそう。古典文学もぜひ紹介して欲しいという要望があり、代表的な作家と作品を解説しました。 一か月程でほとんどの生徒が、「ひらがな・カタカナ」は読み書きできるようになり 今回から、黒板に文章を書く場合、「ローマ字」書きをやめて、できるだけ「ひらがな」だけを書くようにしてみました。 生徒のノートを見て回ったところ、きちんと正確に板書できていてびっくり。 (講師談)
IIT(インド工科大学)の一般の学生向けの書道教室を開催しました。このワークショップを企画したアンタリクシ(左から二番目)は日本語講座の学生です。日本文化に精通していて、アンタリクシ主催の「折り紙ワークショップ」を定期的に開いて、一般学生たちに日本の折り紙を紹介しています。私一人では学生たちの質問に答えきれなかったのですがIITでは、個々の学生が学んだことを、惜しみなく他の学生に教え、学生同士が協力し合って多くの見識を身につけるという学習スタイルが定着しているのです。一人の学生に教えたことが、すぐに他の学生に伝わるので、とても効率がいいのです。 (講師談)
東京大学の先生と、東京大学インド・オフィスの所長さん、東京大学に留学していたクルカルニさん、そして、ムンバイ総領事館の領事さんがインド工科大学ボンベイ校の日本語講座に来てくださいました。東京大学がインド国内の大学で、留学セミナーを行うのは初めてのことなんだそうです。東京大学では9月入学の制度を整えるなど、海外からの留学生招致に積極的に取り組み始めたそうです。(←写真)まずは、クルカルニさんのお話。クルカルニさんはガンジーのお孫さんで、東京大学に留学されていました。自らの経験を交えて、様々なお話をしてくださいました。学生たちも熱心に耳を傾けていました。説明会終了後も、学生たちが順番待ちで質問するなど、多くの学生が東京大学留学に興味を抱いた様子でした。 (講師談)
最終授業の日、セット元駐日インド大使が日本語講座に来てくださり、学生たちに修了証書を手渡しして下さいました。学生に修了証書を手渡しするセットさん。学生たちはセットさんに敬意を示すために、お辞儀をしたあと、セットさんの足元を触れていました。 この学生はラビくんという名前で、非常にガッツのある学生です。ちなみに、「ラビ」とは「太陽」という意味なんだそうです。急成長を遂げるインドの未来を支えていくであろう若い学生たちが、今後、日本とインドの友好的な関係を築いていってくれたら嬉しい限りです。(講師談)
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IIT(インド工科大学)では以前よりフランス政府によるフランス語講座があり、外国語講座としては弊社の日本語講座が2例目。2012年より中国語講座も開設されるなど、他国は国を挙げてIIT生の獲得に語学講座を開設しています。
現在日本語講座では初級・中級クラス、計約60名の学生が在籍しています。前期・後期でおよそ120時間、日本語だけでなく日本文化や日本企業についても授業に取り入れています。日本語学習到達レベルは日本語検定4級から3級程度(中級クラス)を目指しています。
採用や日本語教育だけではない。世界で活躍する将来のエリート人材に向け企業PR・マーケティングが出来る事。
IITB(インド工科大学ボンベイ校)で日本語/日本に興味のある学生を囲い込めているのは弊社のみ。
弊社では日本語習得以上に、日本語を学び、日本文化を愛するIITB生がそこにいる事を大切にしています。彼らはMoodIndigoでの日本企業出展ブースでのボランティアなど我々の日本企業PR活動に積極的に動きます。校内運営は学生の手で行うIIT。そして全寮制で教授陣らも同敷地内にいる研究生活。そんな中、彼らの発信する日本の情報は様々な形でIIT生に広がりを見せています。
採用如何に関わらず、IITB(インド工科大学Bombay校)日本語講座に於ける御社の企業PR活動は“既存のデータより人を通じて現実世界のデータを集める”活動、何より今後インドのみならず世界で活躍するエリート達に向けた最高のプレゼンテーションとなります。日本語講座内における御社企業PR(説明会やニュースレターの配信・商品提供・アンケート収集等)、ご興味のある企業様は是非お問合せ下さい。